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魚の雑学

養殖のカンパチを仕入れるならお取り寄せで!産地直送の通販でカンパチを仕入れる方法

#魚の雑学

カンパチはブリの仲間の魚で、長崎県や鹿児島県など九州地方で多く水揚げされ、特に鹿児島県は養殖のカンパチのシェアが全国の6割近くを占めます。

ブリと比較するとクセがあまりなく、価格も手頃なため、回転寿司や居酒屋チェーンなどでの人気が高い魚でもあります。

鮮度が良いと身が締まってコリコリとした食感があり、薄く切っても身が崩れないため歩留まりがいいことも、飲食店で人気の理由でしょう。

お刺身はもちろん、カマなどを塩焼きにしてもおいしく、お客様にも喜ばれるため、使い勝手がいいのも良いところです。

鮮度の良い養殖のカンパチを仕入れるなら、やはり産地直送の通販を利用してお取り寄せするのがおすすめです。

この記事では、鹿児島で養殖されているブランドカンパチについて、養殖のカンパチを産地から仕入れる方法についてご紹介します。

昔から寿司などで親しまれてきた高級魚、カンパチ

カンパチは、昔から寿司や刺身などで親しまれてきた高級魚で、台湾周辺や東シナ海などの暖かい海域に生息する魚です。

日本では東北地方以南の地域で天然物が水揚げされ、養殖物は鹿児島県産のものが6割近くのシェアを誇っています。

鹿児島の養殖カンパチにはブランドのものもあり、よく知られているのは「海の桜勘(おうかん)」「ねじめ黄金カンパチ」「かのやカンパチ」「辺塚だいだいカンパチ」の4つのブランドです。

ここではブランドカンパチのそれぞれの特徴についてご紹介します。

海の桜勘

海の桜勘は鹿児島県垂水市で育てられているブランドカンパチです。

垂水市の錦江湾の、ミネラルが豊富な湧き水と温暖な気候に恵まれた環境で1年半から2年かけて大きくなります。

生臭みのない透明感のある身は、鹿児島県産のお茶や焼酎かすを配合した飼料によるもの。

一般的なカンパチよりも鮮度が長く保たれ、ビタミンEが多く、コレステロール値が低いのも良い点です。

ねじめ黄金カンパチ

鹿児島県肝属郡の根占で育てられているブランドカンパチがねじめ黄金カンパチです。

根占は錦江湾の入り口近くに位置し、外海から錦江湾へと勢いよく黒潮が流れる地域です。

そのため、速い潮の流れの中で育つ身の締まったカンパチが生まれます。

うまみのあるさらっとした脂があり、引き締まった身はハリがあるのが特徴で、食感、食味ともに極上のものです。

しっかりとした歯ごたえとプリプリとした身が楽しめるという評判が高いブランドカンパチです。

かのやカンパチ

鹿児島県鹿屋市で育てられているのがかのやカンパチです。

鹿屋市は全国で最も早くカンパチの養殖を始めた地域で、魚粉をベースにした餌には、鹿屋市の市花であるバラの花びらの粉末が入っています。

バラの花びらにはポリフェノールが含まれることから、生臭さがなく鮮度が保たれるのが特徴です。

また、脂が軽やかで、口の中でさらりと溶けるため食べ進みやすく、きめの細かい身質で口当たりがなめらかなのも良い点です。

辺塚だいだいカンパチ

鹿児島県肝属郡肝付町産の養殖カンパチが、辺塚だいだいカンパチです。

辺塚だいだいは肝付町の特産品のひとつで、さまざまな郷土料理に使われている柑橘類で、この辺塚だいだいが餌に使われています。

餌に辺塚だいだいを混ぜることで、生臭みがなくなり血合いの色が鮮やかになるのだそうで、脂のりもほどよいのが特徴です。

肝付町のあたりは山からの湧き水が海に流れ込み、滋養豊かな水と温暖な気候の中でカンパチが育ちます。

カンパチを仕入れるなら産地直送がおすすめ

ここまで養殖のブランドカンパチをご紹介しましたが、それでは実際にこうしたブランドカンパチを仕入れるなら、どこから仕入れるのが良いでしょうか。

鹿児島県のブランドカンパチは流通量も多いため、魚介類の専門卸などでも取り扱っている可能性が高く、比較的仕入れしやすいといえます。

養殖ということもあり、1年を通じてコンスタントに仕入れることが可能ですが、仕入れるならコストを抑えたいと思う方が多いのではないかと思います。

養殖カンパチをコストを抑えて仕入れるなら、産地直送の通販を利用するのがおすすめです。

ではどのような仕入れ方法があるのか、ここではご紹介します。

養殖業者から直接仕入れる

最初に挙げられるのは、生産者である養殖業者から直接カンパチを仕入れる方法です。

鹿児島県のブランドカンパチの生産者の中には、オンライン販売を行っている生産者がいたり、漁協のオンラインショップなどで購入が可能になっています。

生産者から直送されるため、中間コストが一切かからず、その分のコストを抑えることができます

ただし、1匹まるごとや半身など、最小量がかなり大きく、小規模な飲食店では鮮度の良い状態で使い切れなかったり、持て余してしまう可能性があります。

刺身用にさく取りしたものなどを仕入れたい場合には向かない方法だといえるでしょう。

産地の小売店から仕入れる

次にご紹介するのが、漁協の売店や地域の鮮魚店などから仕入れる方法です。

養殖が盛んな地域では、直接地元の鮮魚店や漁協の売店などに養殖業者から納入されることも多く、手頃な価格で新鮮なカンパチが手に入ります。

一般消費者にも販売している小売店からの仕入れであるため、特に少量からの仕入れがしやすく、さく取りしたものなどを取り寄せることも可能です。

ただし、気をつけないといけないのは、送料がかなりかかることが挙げられます。

せっかく高い送料を払うのであれば、他の魚も一緒に配送してほしい方も多いと思いますが、どのようなものが他に販売されているかそのときによって違うため、カンパチ以外の希望のものがそろうとは限らないので注意が必要です。

産地のインターネット通販専門卸から仕入れる

最後にご紹介するのは、産地に拠点を置くインターネット通販専門卸を利用する方法です。

産地やその周辺を拠点にしている魚介類の専門卸を利用すれば、都市部の卸問屋などを利用するよりも中間コストが少なく、鮮度もいいカンパチが手に入ります

専門卸になるため、他にも様々な魚介類を扱っているので、希望の量のカンパチと、欲しいと思っている別の魚介類をまとめて送ってもらうことも可能です。

また、ネットショッピング感覚でインターネットのサイトから購入でき、店まで直接届けてもらえるため、忙しい飲食店のオーナーでも手軽に利用することができます。

注意点があるとすると、注文から配送までの日数が業者によって違うことや、近年ネット上にこうした業者が非常に増えていることもあり、確かな目利きのいる業者を探し出すのが難しいことが挙げられます。

養殖のカンパチを仕入れるなら片山水産へ

透き通った身にほどよい脂がのり、コリコリとした食感とうまみが感じられるカンパチは、養殖でも天然物に劣らず、手頃な価格で仕入れられるのが魅力です。

鹿児島県が主な産地ということもあり、九州の大消費地である福岡県博多市にはたくさんのカンパチが集まってきます。

片山水産は福岡の台所・長浜市場に拠点を置く、インターネット通販専門卸です。

鮮度や品質にうるさい博多の飲食店に魚介類を納入して40年の実績があり、目利きには絶対の自信があります。

ブランドカンパチに限らず、天然物や養殖物を問わない豊富な知識もあり、予算やお店の規模に合ったご希望のカンパチをご提案する力があります。

カンパチ以外の魚も、九州の魚の宝庫である玄界灘の魚介類を中心に取り扱っており、幅広い魚介類の中からお好みの魚介類をご提供できます。

その日の朝水揚げされた魚介類を、東京へは翌日着、西日本へは翌々日着で配送しており、鮮度抜群の状態でお店へ発送します。

また、魚の取り扱いになれていない飲食店向けには、骨抜きや皮をとる下処理や調理も対応していますので、何なりとご相談ください。

ぜひこの機会に、片山水産へご用命・ご利用ください。

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