相談する

魚の雑学

高級魚「ヒラメ」の値段相場は?手軽に仕入れるなら通販がおすすめ

#魚の雑学

透き通った身が美しく、淡白であっさりとした味わいながら濃厚な旨みがある、白身魚の代表格でもあるヒラメは、刺身や寿司などで人気の魚です。

高級魚としても知られているので、どの程度の価格で仕入れられるのか気になっている飲食店のオーナーもいるかと思います。

高値がつく天然物以外にも、養殖物や冷凍のものなど、さまざまなものが流通しているので、上手に仕入れて活用したいものです。

この記事では、ヒラメの仕入れ値段の相場や、どのようなところから仕入れるとコストを抑えられるかについてご紹介します。

ヒラメが高級魚である理由とは

ヒラメは高級魚のひとつとして知られていますが、同じような魚であるカレイが安いのになぜだろうと思う人もいるのではないでしょうか。

ヒラメは、カレイと比較すると漁獲量が1/50と非常に少なく、その希少性ゆえに価格が高くなっています。

特に天然物は、引き締まって透明感のある美しい身と、余分な脂がなく品の良い味わいが特徴で、天然物にこだわる飲食店のオーナーも多いです。

その一方で養殖物も出回っており、1年を通じて一定した脂のりと味わいで扱いやすく、特に夏場、天然物の脂が落ちてしまう時期になると、養殖物のほうがおいしいという方もいます。

1年を通じて定番として扱うかどうかも含め、いつどのように提供するかを考え、どんなヒラメを仕入れるか決めていくのが良いでしょう。

ヒラメの仕入れ値段の相場

では、ヒラメの仕入れ価格はいくら位なのでしょうか?

ここでは通販で飲食店向けに販売を行っているサイトの価格を元に、ヒラメの仕入れ価格の相場をご紹介します。

天然物の仕入れ価格相場

漁獲量の少ないヒラメの中でも特に量が少なく、人気の天然物は価格も高くなります。

産地によって価格にバラつきがありますが、大きさによっても価格が変わってくるので、自分の店で扱うならどの程度の大きさのものを選ぶのがいいかも含めて考えるとよいでしょう。

仕入れ価格の相場は下記となります。なお、価格は2024年9月16日現在のものとなります。

 産地  商品概要  価格(円/kg)
 北海道  定置網 1.2kg程度 活け締め神経抜き  2,000円~
 青森県  定置網 1.5~1.9kg 活け締め  3,300円~
 青森県  定置網 2~3kg 活け締め  3,600円~
 福島県  底引き網 1.8~2.2kg 活け締め  2,100円~
 大分県  定置網 1.7kg程度 活け締め  2,200円

 

 

養殖物の仕入れ価格相場

養殖物の場合も価格はピンからキリまであり、物によっては天然物より高いケースもあります。

こちらも大きさによっても価格が変わってくるので、天然物の場合と同様にどの程度の大きさのものを使うか考えて選ぶと良いでしょう。

こちらも仕入れ価格相場は2024年9月16日現在のものとなります。


 1~1.5kg程度 朝締め 3,900円~

 産地  商品概要  価格(円/kg)
 韓国  1.5kg程度 朝締め  5,000円~
 三重県  750~850g程度 朝締め神経抜き  4,700円~
 愛媛県  1.7kg程度  2,100円~

 

ヒラメを手頃な値段で仕入れたい場合の仕入先

高級魚でもあるヒラメを、できれば手頃な価格で仕入れたいとき、どのような仕入先に注文すればいいでしょうか。

ここではヒラメを安く仕入れることのできる仕入先をご紹介します。

生産者から直接仕入れる

仕入れのコストを抑えるのにまず考えられるのは、卸や小売店などの中間コストを省くことが挙げられます。

漁師や漁業会社、養殖業者などの生産者から直接仕入れるのであれば、そうしたコストが掛からないため、仕入れ価格は自ずと安くなります。

最近はインターネットのサイトで漁師や漁業会社が直接販売をしていたり、一般消費者向けの生鮮食品を扱うショッピングアプリなどに出品する生産者が多くなりました。

ネットやアプリで注文をすれば手軽に仕入れられますが、注意しないといけないのは、最小ロットがどの程度の量になるかや、魚の扱いに慣れていない飲食店の場合は、5枚下ろしにしてもらえるかなど、細かい点を問い合わせることです。

生産者によっては対応していないケースも多いので、よく確認して仕入れるようにしましょう。

市場の仲卸から仕入れる

鮮魚を仕入れる際に一番最初に思い浮かべるのは、豊洲などの市場で仕入れる方法かもしれません。

市場で魚を扱っている仲卸から仕入れることができれば、鮮度や品質の良いヒラメを、小売店や卸を通さずに仕入れられる分、コストを抑えることができます。

仲卸から仕入れる際の注意点としては、まず早朝に毎日仕入れに行かなければいけないため、時間や場所の制約があるということが挙げられます。

また、仲卸は業者ごとに取引のルールが違っているので、他の業者が対応してくれるものでも対応ができないなど、細かい点を確認する必要があります。

電話やメールで注文できる業者もありますが、直接行って話をしないとだめな場合もあるので、よく確認してから取引をするのがおすすめです。

産地のインターネット通販専門卸業者から仕入れる

次にご紹介するのは、ヒラメの産地にあるインターネット通販で飲食店向けに魚介類を発送している、専門卸業者から仕入れる方法です。

産地に拠点を置き、その地元の飲食店への販売はもちろん、日本全国にネットを通じて販売している業者は近年増加傾向にあります。

ネットで気軽に注文できるので、いわばネットショッピング感覚で仕入れができることや、店まで直送してくれるため、忙しい飲食店のオーナーには使いやすい仕入先だといえるでしょう。

業者によっては産地でとれるさまざまな魚を詰め合わせで送ってくれたり、細かな要望にも応えてくれる場合もあるので、使い勝手も良いのが特徴です。

ただし、気をつけないといけないのは、こうした業者が非常に多くなっているため、良い業者とそうでない業者の見分けがつきづらい点です。

通販という性質上、魚介類を発注してから届くまでの間、購入した商品がどんなものなのか見ることができないため、実際に自分の目で見て購入したい方には向かない方法でもあります。

しっかりとした目利きがいることや、自分の店にあったサービスを行っているかなど、細かな点について確認してから利用するのがおすすめです。

ヒラメを仕入れるなら片山水産へ!

産地直送のインターネット通販専門卸業者を利用して、ヒラメを格安に仕入れるなら、ぜひ片山水産にご相談ください。

片山水産は、全国でも天然物や養殖物のヒラメが豊富に揃う有数の地域である、福岡県の台所・長浜市場に拠点を置く、インターネット通販専門卸です。

地元である博多の飲食店は、魚介類の鮮度や質にうるさいことで知られていますが、そうした数々の飲食店と取引をして40年を超える実績を誇ります。

博多のみならず、日本全国の飲食店に魚介類をお届けしてご満足いただく、目利きの力には絶対の自信を持っております。

質の良い魚介類をお届けするのはもちろん、小規模な飲食店の少量での仕入れや、魚の扱いに慣れていない飲食店の方向けに、骨や皮などを取り除く調理にも対応しています。

鮮度が重要な魚介類を、東京であれば翌日に、西日本であれば翌々日にお届けしています。

さまざまなヒラメの中からお店の規模や予算などに合ったものをご提案できますので、ぜひ一度ご相談ください。

もちろん他の魚介類も一緒にお届けできますので、お気軽にご連絡をいただければと思います。

ぜひこの機会に片山水産をご利用ください。

一覧へ戻る
LINEで相談してみる メールで相談してみる