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魚の雑学

できるだけ安い値段でクエを仕入れたい!そんなときには産地直送の通販がおすすめ!

#魚の雑学

九州が本場の幻の魚、クエは、仕入れの値段が高額なことでも知られる希少な魚です。

そんなクエをできるだけ安く仕入れたいと思うのは、魚介類を中心に扱う飲食店の方にとって誰しも思うことかもしれません。

そもそもクエを仕入れようにも、東京などの都市部ではなかなか手に入らないのではないでしょうか。

クエを仕入れるなら、やはり本場である九州からの産地直送通販を利用するのがおすすめです。

この記事ではクエをできるだけ安く仕入れたいとき、どのような仕入先を利用するのが良いか、実際の相場を元にご紹介します。

さまざまな魚介類の仕入先の中から、クエが安く仕入れられる方法を探す

水揚げ量が少なく希少なことから「幻の魚」と呼ばれているクエは、東京や大阪などの都市部では料亭や割烹などの限られた飲食店でしか提供されない魚の1つです。

しかし、クエの本場である福岡では、大相撲九州場所が行われる11月になると九州全土からクエが集まり、クエ鍋を食べて力士が力をつけたり、冬の特別な日のごちそうとして楽しみにする人が多いことでも知られる身近なあこがれの魚です。

都市部の小売店にはなかなか出回らず、市場に出回っても非常に価格が高く、一般の飲食店にとっては高嶺の花のようなクエですが、仕入れる方法によって仕入れ価格は変わります。

では、どのような方法で仕入れるとどのくらい価格が変わるのでしょうか。

ここでは実際の相場の一部をご紹介します。

産地の市場での仕入れ価格相場

まず、クエの主要な産地である九州の仕入れ価格相場はいくらくらいになるでしょうか。

長崎県五島市にある産地の仲卸業者がまとめた卸売価格の相場によると、クエは旬の冬場で1kgあたり11,000円、夏場になると1kgあたり5,000円程度となっています。

クエの旬は10月から2月で、この時期になると天然のクエは餌がなくなる時期に備えてしっかりと脂を蓄えるようになるため、濃厚な味わいを楽しむことができます。

逆に夏場は産卵期でもあるので脂は落ち、あっさりとした味わいに。

鍋にしておいしいのはやはり冬場の脂がたっぷり乗った状態のものです。

需要も高まる時期には値段もその分上がると考えておくといいかもしれません。

通信販売での仕入れ価格相場

次に、産地直送の通信販売での価格をご紹介します。

通信販売の場合、天然物と養殖物で価格が変わり、かなり開きのある結果になっています。

水揚げ量の少ない天然物のクエの場合価格も高くなり、1kgあたりの価格は10,000~12,000円程度が平均価格になっています。

養殖物は通年安定した品質と水揚げ量になるため、1kgあたり5,000~7,000円程度が相場となっています。

養殖物のクエは天然物と遜色のない味わいだといわれるため、安定して仕入れをしたいなら養殖物を選ぶのも1つの方法です。

小売店での販売価格相場

では一般消費者向けに魚を販売している鮮魚店やスーパーなどで、クエを販売する場合いくらが相場になるのでしょうか。

そもそもクエがスーパーや鮮魚店の販売コーナーに並ぶことは稀で、たまに並ぶときはお客さんをひきつける目玉商品となるのが一般的です。

関東地方のスーパーにクエが並んだときの価格は、お刺身で1人前1,600円程度で販売されていたといいます。

1人前のお刺身が80gとした場合、単純に計算すると1kgあたり20,000円となるので、他に類を見ない高級魚としての扱いです。

真鯛と比較した場合、小売店での真鯛の相場はお刺身1人前780円程度ですので、2倍以上の価格ということになります。

クエを仕入れるならどこで仕入れるのが安いか

では、実際に仕入れをするときにどこで仕入れると最も安いのか考えてみましょう。

クエを購入するときの経路を遡れば、自ずと答えが出てきます。

魚介類は一般的に下記のような経路をたどって飲食店に届きます。

漁師・漁業会社・養殖業者→産地の仲卸業者→都市部の仲卸業者→卸業者→小売店(飲食店)→消費者

最初の方に遡るほど価格は安くなることを踏まえると、漁師や漁業会社、養殖業者から直接仕入れるのが一番安くクエを仕入れられる方法となります。

また、天然物と養殖物では養殖物のほうが安くなるため、養殖業者から養殖物のクエを仕入れるのが最も安くなります。

もし生産者から仕入れようと考えた場合には、生産者から直接仕入れることのリスクやデメリットを認識しておく必要があります。

仲卸や卸業者を通さない分安くなりますが、天然物であればそもそもの水揚げ量が非常に少ないため、必ず注文した日に仕入れられるとは限らなくなります。

クエは希少な魚でもあるので、釣れたり網にかかったりするのを待たなければいけません。

養殖物であれば安定して仕入れることが可能になり、価格も安く抑えることができますが、1匹だけ欲しいといった小口のロットに対応しているかどうかを確認する必要が出てきます。

生産者から仕入れる際にはその点に注意しましょう。

インターネット通販専門卸業者を利用してみよう

東京や大阪など、都市部の飲食店がクエを仕入れるときに、比較的安価に仕入れができるのが、産地直送に特化したインターネット通販の業者です。

先に述べた通販業者の相場を見ても、産地の市場での価格とさほど変わらない価格でクエを仕入れることが可能なのがわかります。

通販業者であれば天然・養殖ともに仕入れることができ、予算にあったクエが探しやすくなっています。

基本的に1匹単位での仕入れになっている業者が多いですが、業者によっては半身など、必要に応じて出荷してくれるところもあります。

天然のクエは大きなものも多いので、調理スペースが狭い飲食店にとっては下処理をしてくれる通販業者が便利です。

価格の面もそうですが、仕入れに対応してもらえる最低量や送料など、業者によってさまざまなので比較検討するのがおすすめです。

価格の比較などがしやすいというのも、インターネット通販業者の良い点かもしれません。

ただし、近年こうした業者は非常に増えており、良い業者を探すのがとても難しくなってきています。

良い業者を選ぶには、地元で長年飲食店と取引実績のある、信頼できる目利きがいる業者を探すのが近道です。

クエを安く仕入れたいなら片山水産にご相談を!

希少性が高く、都市部では仕入れのしにくいクエですが、産地の通販業者を上手に探すと信頼の置ける業者から安く仕入れることが可能です。

福岡にある片山水産でもクエは長年取り扱っており、鮮度や品質にこだわる博多の飲食店の要望に答えて40年以上の実績があります。

片山水産が取り扱っているのは、魚の宝庫として知られる玄界灘の魚介類で、クエ以外の魚介もおまかせください。

高価なクエをご注文頂く前に、他の商品でも鮮度や品質の良さを実感していただければ、ご納得いただけると自信を持っております。

また、大きなクエを捌くには調理スペースが狭かったり、魚の取り扱いそのものに慣れていない飲食店の場合でも、こちらで内臓や骨を取り除いたりといった調理にも対応しています。

目利きには絶対の自信があり、天然物や養殖物のクエの中からその日一番良いクエをお届けすることが可能です。

クエは高価な魚ですが、価格を上回る感動と満足感を与えられる仕入れを実感していただけると思います。

ぜひこの機会に片山水産をご利用・ご用命ください。

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