Contents
刺身や塩焼きはもちろん、照り焼きやしゃぶしゃぶなど、飲食店の一品料理からお弁当店のお惣菜やおかずまで、和食に限らず養殖まで、調理の幅がとても広いことで人気のブリは、どんな店でも使用しやすいことで人気の魚です。
特に冬場のブリは寒ブリと呼ばれ、脂のりが良い大きなブリがとれることでも知られ、これをぶりしゃぶにして食べるのを楽しみにしている美味しい物好きの方も少なくありません。
飲食店オーナーの中には、使いやすいブリを安い値段で仕入れて、定番メニューにしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
ブリを安く仕入れるなら、市場直送の通販を利用して仕入れるのがおすすめです。
この記事では、ブリを安く仕入れる方法についてご紹介します。
仕入れをするときのブリの状態にはどんな種類がある？
一口にブリと言っても、刺身用や加熱用、冷凍物などさまざまなものが売られています。
まず、ブリを仕入れる際にどのような状態でブリが売られているのかを再確認しましょう。
刺身用のブリ
お刺身や寿司など、生の状態で食べられるものを指し、水揚げから間もない新鮮なものになります。
刺身や寿司にしやすいように、頭や皮、骨は取り除いて作取りしてあるものもあり、小規模な飲食店であれば、カットしたものや作取りしたものを注文すると無駄が出ないのでおすすめです。
規模が小さめの飲食店でも、刺身用のブリを丸一匹で仕入れて、刺身や寿司に使った残りを、焼き物や煮物、鍋用などに使い回す方法もあり、どのくらいの量を仕入れるかは店のメニューやコンセプトなどにもよって違ってくるといえます。
天然物は秋から冬が旬になるため、脂ののったものはその時期に出回るものを仕入れるのがおすすめですが、脂が少なくなる夏場などは、1年を通じて脂のりが良い養殖物を上手に活用することでコストが抑えられます。
加熱用のブリ
焼き物や煮物、鍋料理などに使う、火を通して使うことが前提のものです。
刺身にするほど鮮度が高いわけではなかったり、筋が多い部位なども加熱用として売られています。
加熱用は使いやすいように切り身やぶつ切りにされていることも多く、ランチの定食などに使うのにもぴったりです。
生のものももちろん販売されていますが、冷凍物であればさらにコストを抑えることができます。
もちろん、刺身用のブリをまるごと1本仕入れて、アラやカマの部分などを加熱用に回すのも、コストを抑えるという点では上手な使い方といえるでしょう。
冷凍物のブリを活用して仕入れコストを抑える
仕入れコストを抑えるという点で、注目したいのは冷凍物のブリを活用する方法です。
最近は冷凍技術も進んでいるので、冷凍方法をきちんと確認して選べば、質の高いブリを仕入れることができます。
特に、CAS冷凍やブライン凍結などで冷凍したものは、刺身用でも生のものと遜色がないことでも知られています。
また、カマだけ仕入れたい場合や、アラだけを仕入れたい場合など、使いたい部分が決まっているのであれば、それだけを仕入れることも可能です。
チルドのものにこだわらず、冷凍のものを活用することが、顧客に安い価格で提供することにもつながるので、客単価が手頃な居酒屋などを経営している場合には、選択肢の一つとして考えておくと良いでしょう。
産地直送の通販を利用してブリを安く仕入れる
仕入れコストを抑える方法の一つとして、産地直送の通販を利用する方法があります。
東京や大阪などの都市部でブリを仕入れる場合の選択肢としてあげられるのは、下記のようなものとなります。
- 大手の総合食品卸から仕入れる
- 魚介類の専門卸から仕入れる
- 市場で仲卸から仕入れる
- 鮮魚店やスーパーなどの小売店で仕入れる
これらの方法でもブリを仕入れることはできますが、それぞれ都市部にやってくるまでに中間コストがかかり、産地で仕入れる方が価格は安いのが一般的です。
では、産地直送でブリを仕入れるのであれば、どのような方法があるかご紹介します。
産地の生産者から仕入れる
まず一番最初に、ブリをとる漁師であったり、養殖をしている水産会社などから仕入れる方法です。
近年は漁師や養殖業者などが一般消費者向けに産地直送を行う機会も多く、インターネットのサイトやショッピングアプリなどを通じて、直接通販で仕入れることが可能になっています。
コンスタントに仕入れて常にメニューにのせたい場合にはあまり向かない方法だといえますが、生産者から直送になるため、問屋や仲卸といった中間業者が入らない分、コストを抑えて仕入れることができます。
特に、まる一本で取り寄せて使い切りたいと考えている飲食店には利用しやすい選択肢のひとつかも知れません。
ただし注意したいのは、送料や梱包料が別途かかったり、骨や皮をとったりする処理には対応していない場合も多いため、仕入れる前に確認してから注文するのがおすすめです。
産地の仲卸業者から仕入れる
産地で生産者の次にブリを取り扱うことになるのが、産地の仲卸業者です。
産地の仲卸業者は都市部の市場にいる仲卸業者とは少し役割が違っており、水揚げされたブリを全国各地の市場に送ることが主な役割となっています。
しかし、業者の中には地元の鮮魚店や飲食店といった小売店にブリを卸している業者もいるので、そうした業者を通じて仕入れる方法もあります。
仲卸業者は鮮度の良いブリを取り扱っているので、刺身や寿司に使う生食用のブリを安い価格で仕入れたいときにはいい方法かもしれません。
ただし、都市部の仲卸業者がそうであるように、メールやチャットアプリなどでの仕入れには対応していなかったり、業者ごとにも仕入れのルールが違っているので、そうした煩雑な手間が苦手な飲食店オーナーは避けた方が無難な仕入れ方だといえます。
産地のインターネット通販専門卸業者から仕入れる
最後にご紹介するのは、産地に拠点を持つインターネット通販専門卸業者から仕入れる方法です。
産地の小売店で仕入れる方法もありますが、コストを抑えるという点でおすすめできないので、この方法は省略します。
近年増えているインターネット通販専門卸業者は、全国の様々な産地のものをとりまとめている専門卸もありますが、産地を拠点にして、産地の市場から新鮮な魚介類を直送してくれる業者も存在します。
産地の市場に水揚げされたブリを仕入れることができるので鮮度がいいのはもちろん、仕入れ価格も抑えられるのが魅力です。
ここで注意しておきたいのは、近年業者の数が非常に増えていることから、検索サイトなどを利用して良い業者を探すのが少し難しく、実際に店に届いてみないとその品質がわからないという懸念点があることです。
良い業者に巡り会えれば、鮮度が良く高品質なブリを予算に合わせて仕入れることが可能で、併せて他の魚介類も仕入れることができたりと、使い勝手がいいのも良い点です。
産地直送でコストを抑えてブリを仕入れるなら片山水産へ
産地直送の通販といっても、様々な方法があることをご理解いただけたかと思います。
ブリを仕入れる際のコストを抑える方法にはいろいろありますが、鮮度や質にこだわるなら、ぜひ片山水産をご利用ください。
片山水産は、福岡の台所である長浜市場から、全国各地へと新鮮で高品質な魚介類を発送しています。
地元博多の、鮮度と質にうるさい飲食店のオーナーと取引をして40年以上の実績があり、魚介類の目利きには絶対の自信があります。
養殖物のブランドブリや、高品質な冷凍物などに関する知識も豊富で、ご予算の中でベストのブリをご提案できます。
九州の魚の宝庫と呼ばれる玄界灘の魚介類を中心に扱っており、ブリ以外の魚介類のご提案ももちろんできるだけでなく、魚介類の扱いに慣れていない飲食店の方向けに、調理をした魚介類のお届けも行っています。
また、東京へは翌日着、西日本へは翌々日着と、鮮度を逃さない配送を行っていますので、鮮度にこだわる方も安心してご用命いただけると思います。
ぜひこの機会に片山水産へご用命・ご利用ください。
