ブリは日本人の食卓に並ぶメジャーな食材の一つ。全国のスーパーマーケットでも半身、サクや切り身、アラなどで並ぶことも多いです。冬場のブリ(寒ブリ)は脂の乗りも良く、広く親しまれる人気の商品です。
そんなブリですが、より美味しく楽しんでいただくためには質の良い「産地直送」のものをご利用いただくことがおすすめです。
この記事では魚を扱って40年、片山水産の代表がブリについて徹底解説。天然物、養殖物の違いなども解説しながら、直送で購入することがおすすめの理由を解説します。
お店でより美味しいブリを提供するために、ご家庭でより美味しいブリを楽しむ方法に、お役立ちの知識を徹底解説しますのでぜひご一読ください。
Contents
結局どっちが美味しい?ブリの天然と養殖の違い
ブリは各地で養殖が盛んな魚でもあります。養殖物の中には天然物よりも美味しいと言われるほどのブランドぶりも。天然と養殖、どちらが美味しい、上というのは一概に言えませんが、特色は異なります。
違いを見ていきましょう。
天然と養殖の違い①旬
天然ブリの旬は冬です。冬のたっぷりと脂が乗った寒ブリはまさに絶品。お刺身だけでなく、さっと湯がいて表面の脂を落としたしゃぶしゃぶもおすすめです。一方で、冬以外の天然ブリはやや脂が少なく、淡泊なカンパチに近い味わいになります。
一方で、養殖物は年間と通して程よく脂が乗っており、安定した品質を楽しむことができます。
天然と養殖の違い②個体差
天然ブリは海の中で様々な餌を食べています。ブリの味わいは何を食べてきたかによっても変わるため、水揚げされた天然のブリは個体により味わいが異なることも多いです。
一方で、養殖のブリは餌を何を食べさせるか生産者の方でコントロールできます。そのため天然のブリに比べると品質を安定させやすいです。柑橘類を餌にすることで皮にも魚独特の臭みが少ないブランドぶりも存在します。
天然と養殖の違い③価格
養殖のブリは価格が比較的安定していますが、天然のブリは漁獲量によっても価格が変動します。どちらのブリの方が高い、というのは一概には言えませんが、天然物でも養殖物でもブランドのついた産地、生産者のブリは一定以上の価格はします。
ブリは産地直送で購入するのがおすすめの理由
ブリは全国の小売店などで比較的簡単に入手することができますが、より美味しいブリを入手するためには産地直送のものを選ぶのが理想です。産地直送のブリがおすすめである理由を3つ見ていきましょう。
1.旬の時期に入手しやすい
産地直送のブリは旬の時期に入手しやすくなります。旬の時期には販売に意欲的な業者は積極的な販促活動も行うため、旬の時期の産地直送のブリを探すのは難しくありません。
それぞれの地域の特産のブリを特に美味しい時期に入手できるのは産地直送ならではのメリットです。
2.鮮度が良い
産地から直送されてくるブリは間で中央卸売市場や小売店などを経由しないため、非常に鮮度が良いです。鮮度は魚の品質を決める重要な要素の一つ。直送で送られてくるブリは基本的に鮮度が良いため、品質も期待できると言えるでしょう。
ブリはサイズが大きいにも関わらず、比較的消費期限の短い魚であるため、他の魚と比較しても鮮度は特に重要です。
3.価格が安い
産地直送で間に市場や小売店を挟まない場合、価格も安価に入手が可能です。複数の経路を経て流通している場合、送料や中間マージンが乗るため、最終的な価格に反映されてしまいます。
産地直送の場合そういったコストがかからない分、同じ産地のブリを入手するにしても市場や小売店で購入するのに比べて安価で入手することが可能です。
ブリを産地直送で気を付けるポイント
産地直送のブリの魅力を解説しましたが、より美味しいブリを購入いただくために重要なポイントを解説します。
1.産地にとっての旬であるか
注文したい時期が「その産地にとって」旬であるかを調べる必要があります。
天然ブリの産地であれば旬は冬です。冬の天然ブリは他の季節に比べて脂の乗りが非常に良く、濃厚な甘みがあります。一方で他の季節の天然ブリは少し身が瘦せており、冬のブリを想像して注文すると物足りないかもしれません。
一方で、養殖のブリの産地であれば通年で安定した美味しさのブリを購入することができます。
購入する産地のブリが天然か養殖かによって旬の時期は異なるため、どちらなのかよく調べることが大切です。
天然、養殖どちらも有名なエリアの場合、時期に応じて美味しい方のブリを注文するようにしましょう(選択できる業者から確認して購入することも重要です)。
2.良い個体を選んでいるか
ブリは大型の魚であるため、味に個体差があります。天然ブリの場合、獲れるときは大量に獲れますが、その中でも本当に味の良い個体を購入できるのが理想ですね。
産地直送で購入する場合、多くのケースでは実物を見ることができず、業者任せとなってしまうため、良い個体を送ってくれる業者か、そもそも良い個体を目利きできる業者か、というのも重要な判断ポイントです。
3.適切な下処理がされているか
ブリは「青魚」と呼ばれる魚の一種。足が速く、消費期限は長くはありません。サイズが大きな魚であるにも関わらず、長持ちしにくいため一体丸ごと購入した場合、消費に苦労する可能性があります。
冷凍すれば長期保存は可能ですが、美味しさを維持するには冷蔵保存で鮮魚のままで食べきれるのが理想です。
何もしないと期限の短いブリですが、血抜きや神経締めなどの適切な処理がされていればそのまま出荷される場合に比べては遥かに長持ちします。産地直送でブリを購入する場合、産地でそういった適切な処理がされているかも購入の決め手となる重要な判断ポイントです。
片山水産は年間を通じて最高のブリを九州からお届け
片山水産はブリの名産地、九州から年間を通じて高品質なブリをお届けします。
天然も養殖も!季節を通じて最高のブリをご提供
九州の天然ブリの名産地として潮の流れの激しい玄界灘、壱岐、対馬などが挙げられます。たっぷり脂が乗りながらも厳しい環境で引き締まった身はまさに絶品。九州は天然の寒ブリの名産地としても名高いのです。
一方で養殖もののブリも大分、五島、鹿児島など九州の各地で高品質の養殖ブリが生産されています。
一年を通してその時の旬のブリをお届けできるのが、九州を拠点として仕入れを行う片山水産の強みです。
本当に美味しい個体を厳選
ブリの美味しさには個体差があり、それを素材の状態で見抜くには経験が必要です。片山水産で仕入れるブリは、この道40年の代表の片山が直接厳選した個体のみ。お客様のもとに質の良いブリを自信をもってお届けします。
東京まで最短水揚げ当日着!最短・最速での発送
朝水揚げされたばかりのブリを、仕入れてすぐに発送します。遠隔地の東京にも羽田空港への空輸便で最短当日中にお客様のもとに配送。前日のご注文で、当日水揚げされた鮮度バツグンのブリを全国に発送いたします。
血抜き・神経締めによる適切な処理
片山水産で仕入れるブリは漁師による血抜き・神経締めによる丁寧な下処理が行われています。
賞味期限が短いブリも長く良い状態を保つことが可能です。
産地直送だから安い!
地元の魚介類が水揚げされる長浜鮮魚市場、もしくは漁師から直接仕入れ、お客様にお届けします。中央卸売市場や小売店を介さないため、安価にご提供が可能です。
九州の有名なブランド鰤も一般的なECページなどからの購入よりもお値打ち価格でお届けします。
まとめ
ブリの産地直送の購入のメリットや天然もの、養殖ものの違いなどについて解説しました。
- 天然ものと養殖ものは旬の時期が異なる
- 産地直送は鮮度や価格の面でメリットが多い
- 産地直送でも目利きや下処理など生産者・販売者のレベルも重要
ぜひ今回紹介したポイントも参考にしながら、最高のブリをお楽しみください。
片山水産では九州の高品質なブリをどこよりも早く、どこよりも安くお届けします。
お得なセットでの販売もあり、クレジットカード支払いなど柔軟な形でご購入いただけます。興味のある方はぜひお試しください。