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照り焼き、竜田揚げ、しょうが煮の盛り付けを表した料理のイラスト

片山秘伝のレシピ

ヤズのレシピ3選|照り焼き・竜田揚げ・しょうが煮でおいしく使うコツ

#片山秘伝のレシピ

片山のお魚通信 / ヤズ レシピ

片山水産の片山です。「ヤズを買ったけれど、刺身以外ではどう食べよう?」と迷ったら、まずは焼く・揚げる・煮るの三つで考えてみてください。ご飯のおかずにも、小皿のおつまみにも組み立てやすい魚です。

ヤズは、西日本などで使われるブリの若魚の呼び名です。呼び名と大きさの対応は地域で異なり、脂の乗りも個体によって変わります。今回は加熱用の切り身で作れるレシピを、2人分の試作の目安としてご紹介します。片山水産の店舗で実測した独自レシピや、提供実績を示すものではありません。

最初に、押さえたいポイント

切り身の厚みをそろえ、中心まで火を通してから、たれの濃さや食感を仕上げましょう。

照り焼き、竜田揚げ、しょうが煮の盛り付けを表した料理のイラスト
加熱料理の盛り付け例を描いた生成イラストです。実際の提供料理や魚種判別用の写真ではありません。

ヤズの料理は、脂の乗りと使う部位から選ぶ

ヤズだから必ず脂が少ない、と決めつける必要はありません。売り場や仕入先で魚の大きさ、天然・養殖、脂の状態を確かめてみましょう。身があっさりしていれば油や衣を足す料理、脂がしっかりあればしょうがや柑橘を添える料理が候補になります。

食べたい一皿 料理 調理の着眼点
ご飯が進む主菜 照り焼き 身に火を通してから甘辛いたれを絡める。
小皿・おつまみ 竜田揚げ 骨を除き、ひと口大の厚みをそろえる。
しっとりした煮物 しょうが煮 煮汁を用意してから魚を加え、煮詰めすぎない。

呼び名の違いは、ヤズとブリの基礎知識でも紹介しています。このページでは、実際に献立へ取り入れる作り方に絞ってお話しします。

参考:市場魚貝類図鑑「ブリ」

レシピ1:基本の照り焼き

材料の目安(2人分)
ヤズの切り身2切れ(合計約200〜250g)、油小さじ2。たれは、しょうゆ・みりん各大さじ1、砂糖大さじ1/2を混ぜます。小ねぎやしょうがは好みで添えます。

1水分を取って焼く

骨を確認し、表面の水分をペーパーで拭きます。フライパンに油を入れ、中火で盛り付ける面から焼き、焼き色が付いたら返します。

2中心まで火を通す

火を弱めてふたをし、切り身の厚みに合わせて加熱します。時間だけに頼らず中心を確認し、火が通ったら余分な油や水分を拭き取ります。

3最後にたれを絡める

たれを加えて焦がさないように煮絡めます。煮詰まりすぎたら少量の水を足して調整し、身を長く煮続けないようにします。

たれの比率と、魚を焼いてから絡める流れは、キッコーマンのぶりの照り焼きを参考にしたものです。ヤズの大きさや塩分の好みに合わせて仕上げを調整してください。

参考:キッコーマン「ぶりの照り焼き」

仕込みで見ておきたい点

切り身が小さいと、同じたれの量でも味が濃く感じられます。まずは一皿分で試作し、使った魚の重さとたれの量を記録しておくと、次の調整がしやすくなります。

レシピ2:しょうがを利かせた竜田揚げ

材料の目安(2人分)
骨を除いたヤズ約250g、しょうゆ・酒各大さじ1、おろししょうが小さじ1、片栗粉と揚げ油各適量。レモンや青じそを添えると、味の変化をつけられます。

ヤズはひと口大に切り、厚いものと薄いものが混ざらないようにそろえます。しょうゆ、酒、しょうがを合わせて絡め、冷蔵庫で10分ほど下味を付けます。汁気を軽く拭き、揚げる直前に片栗粉をまぶしてください。

油温170℃を出発点の目安に、少量ずつ入れて揚げます。一度に入れすぎず、衣が固まるまでは触りすぎないのがポイントです。厚みや機器で必要時間は変わるため、衣の色だけで判断せず中心までの加熱を確認してください。

揚げ上がりは網などで油を切り、盛り付けます。骨を除いたつもりでも、切り分けると小骨が見つかることがあります。仕込み時にもう一度確かめてください。下味が付いているので、追加の塩は味を見てからにしましょう。

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レシピ3:しょうが煮で、やわらかな主菜に

材料の目安(2人分)
ヤズ約250g、しょうが薄切り1かけ分。煮汁は水100ml、酒大さじ2、しょうゆ・みりん各大さじ1、砂糖小さじ1を出発点にします。鍋の大きさに合わせて水量を調整します。

切り身を食べやすく分け、水分を拭きます。小さめの鍋で煮汁としょうがを沸かし、魚を重ねず入れます。落としぶたをし、静かに煮立つ火加減で、中心まで十分に火を通してください。煮汁が少なすぎるときは、水を補って焦げを防ぎます。

煮上がったら身を器へ移し、煮汁が薄ければ魚を取り出した状態で少し煮詰めてかけます。身を入れたまま濃くしようとすると、仕上がりが硬くなりがちです。甘さやしょうがの量は、定食か酒の肴かで調整してみてください。

共通して守りたい加熱と保存

加熱の一般的な目安は中心部75℃で1分間以上。調理の途中や提供までの間も、室温に長く放置しないでください。作り置きの期限は、ここにある配合だけでは決められません。店舗では衛生管理計画に沿って管理しましょう。

参考:厚生労働省「家庭での食中毒予防」

ヤズのレシピでよくある質問

Q.刺身用でないヤズを、漬けやカルパッチョにできますか?

加熱用の魚を、しょうゆや酢に漬けただけで生食用にはできません。生で提供する場合は、用途に合う原料か仕入先へ確認し、店舗の衛生管理に従ってください。今回は加熱料理として紹介しています。

Q.冷凍のヤズでも作れますか?

商品に記載された解凍方法に従い、出た水分を拭いてから調理します。解凍後に身が崩れやすい場合は、無理に大きな切り身を保つより、ひと口大に切って衣を付ける料理も候補になります。

Q.パサつくときは、たれを増やせばよいですか?

まず切り身の厚みと火の入れ方を見直します。中心まで必要な加熱をしたうえで、たれを絡める時間を短くする、煮汁を別に調整するなど、仕上げの加熱を重ねすぎない工夫をしましょう。

お店の料理に合わせてヤズを選びましょう

魚の名前だけで注文するより、「照り焼きで○人分」「揚げ物用に骨を処理できるか」という用途を添えると、仕入れの相談が具体的になります。使う料理を先に決め、必要量と加工の条件を合わせていきましょう。

仕入れの相談は、作りたい一皿から。

片山水産では、九州・玄界灘の魚を、お店の用途や必要量に合わせてご提案しています。うろこ取りや三枚おろしに対応し、その他の加工はご相談を承ります。小さな魚など、対応できない場合もあります。

相談例:ヤズを照り焼きと竜田揚げに使いたいです。○人分の量と、一切れの大きさ、下処理の対応を相談したいです。

魚種、料理、必要量、加工の希望、納品先と希望日をお知らせください。入荷状況・加工範囲・価格・配送可否と到着日は、個別に確認してご案内します。

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バナーに記載された配送条件なども、実際のご注文時にご確認ください。

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