飲食店の仕入れにおいて、生鮮の鮮魚の仕入れは特に悩む方が多いのではないでしょうか?消費期限が短く、種類が多く、価格の変動も比較的大きいため、専門知識がないと最適な仕入れに迷うシーンが多いかと思います。
魚の最適な仕入れを行うためには、卸業者など信頼して仕入れを任せられる業者を見つけることが重要です。
本記事では、魚を扱って40年間、魚のプロフェッショナルを自負している片山水産の代表が、鮮魚の卸業者の視点と海鮮居酒屋の料理長の視点から、良い仕入れ業者の特徴や、業者を見極めるポイントについて詳しくご紹介します。
鮮魚の仕入れに課題を抱える飲食店経営者の方にとって、有益な情報となるのでぜひご一読ください。
Contents
優良な鮮魚業者の特徴4選
優良な鮮魚の仕入れ業者を見つけるためには、商品の質や業務の品質など、複数の観点から比較検討する必要があります。重要なポイントを4つ見ていきましょう。
魚の知識が豊富
商品の知識が豊富であることは基本中の基本。特に魚は美味しさを引き出すためには幅広い知識が必要です。業者が魚に関する知識に長けているかどうかを確認し、お客様に最高の鮮魚を提供できるかどうかを見極めましょう。
商品の鮮度が良い
鮮魚は時間が経つと質が低下します。鮮度を維持したまま商品を提供できるかどうかは業者の質を判断する上で重要といえるでしょう。近隣からの仕入れであれば鮮度を保ちやすいですが、遠隔地からの仕入れでも鮮度をキープできる場合、発送を迅速に行っており、下処理・梱包を丁寧に行っている可能性が高いです。
商品の質が高い
大きな魚であれば同じ魚種でも個体差により味に違いがあるケースもあります。良い商品をしっかりと目利きし、選定して商品として扱っている業者を選ぶことが重要です。魚の質は
時期や産地、養殖か天然かによっても異なります。そういった特性も理解し、その瞬間で良質な商品のみを提供している業者を選びましょう。
供給が安定している
原材料を仕入れられないことは商品提供ができない機会損失に直結します。そのため、商品の質や鮮度だけでなく、供給が安定していることも優良業者の重要な判断ポイントです。安定供給ができるだけでなく、店舗側の事情に合わせた臨機応変な対応ができる業者であるとなお理想的と言えるでしょう。
優良な卸業者と付き合うためのポイント4選
優良業者の判断ポイントを解説しましたが、実際に業者を探すとなると、上記の条件を満たしているかどうかを簡単に判断することはできません。そこで、良い業者を探し、付き合うためのポイントを4つ解説します。
ホームページを確認する
業者のホームページがあれば、その充実度を確認しましょう。ホームページの存在や内容は業者の信頼性を示します。商品についてどのくらいの理解を持っているかといった知識面もホームページの内容から判断ができます。また、注文までのフローが明確であるかといった点は顧客目線を重視しているかの重要な判断ポイントです。
魚の卸業界は古い業界でもあるため、ホームページのない業者、あまりページが充実していない業者の中にも優良業者は存在します。
しかし、現代のニーズを考えると、しっかりとしたページを持っている業者は高い顧客目線を持つ業者であると判断できるでしょう。
実際に話を聞いてみる
会話が可能なら、対面または電話で業者と直接対話してみることがおすすめです。直接会話してみれば相手の魚に関する知識や業務のレベルを確かめることができます。また、長期的な取引に影響するため、会話の対応の良しあしそのものも重要な判断材料です。
電話や直接の会話が難しい場合はメールや相談フォーム、Lineなどのテキストメッセージをを利用してやりとりしてもある程度の判断はつきます。
小ロットで試しに取引してみる
ホームページや会話などから良い業者と思えた場合、まずは小ロットでの取引を検討しましょう。実際の取引を通じて商品の質や鮮度、連絡の確実性などが初めて実際に確認できます。一度取引してみて問題なく取引が進めば、徐々に取引量を増やしていくのが効果的です。
複数の業者と取引する
鮮魚の仕入れにおいて、リスクヘッジとしては複数の業者と付き合うことが非常に重要です。
「安定供給」は優良業者の特徴の一つとして挙げましたが、漁業は天候や自然環境に左右される産業であるため、毎日100%の安定供給は難しい現実があります。そのため、複数の業者と取引を行うことで、一報の業者の供給に問題が発生してもほかの業者でカバーできるようにしておくことが重要なのです。すべての業者との取引を均等にする必要はありませんが、いざというときそれぞれがカバーできる程度に分散して取引することをおすすめします。
魚の仕入れならば片山水産にお任せください!
鮮魚の仕入れにお困りの方、業者選びでお悩みの方は、ぜひ片山水産にお任せください!
当社は九州を中心とした玄界灘の新鮮な海産物を、長浜鮮魚市場や地元漁師から直接仕入れ、新鮮な状態でお値打ち価格でお客様のもとにお届けいたします。
特徴① 鮮魚屋兼料理長としての豊富な知識
代表の片山は鮮魚の販売業者としてだけでなく、海鮮居酒屋のプロデュースも手掛けています。そのため、魚に関する幅広い知識と経験において右に出るものはそういないと自負しています。
単に魚の種類や特性について知識が豊富なだけでなく、食材としての知見も豊富です。仕入れに関するご相談、メニューのご提案まで併せて承ります。
特徴②抜群の品質と鮮度
片山水産では当日の朝の水揚げされた鮮魚の中でこの道40年の代表片山が直接目利きした優良な商品のみを、迅速かつ丁寧に梱包し、最短で全国に発送いたします。東京などにも最短当日着が可能です。前日までのご注文で翌日に届く圧倒的なスピードが強みです。
もちろん、スピードだけでなく鮮度を落とさないための下処理も欠かさずに実施しています。
特徴③ 市場や複数漁師からの安定供給
片山水産は、複数の漁師との取引と、長浜鮮魚市場をメインの仕入れ先としています。長浜鮮魚市場は九州中から新鮮な海産物が集まる九州一の鮮魚市場。九州の特定のエリアで不漁であっても、他の地域でカバーできるため、高い確率で安定供給を続けることが可能です。
特徴④ 産地直送だから安い
片山水産では、地元漁師や市場から仕入れる海産物を産地直送でお客様に提供しています。そのため、中間マージンや配送コストが一般的な消費者市場や小売店を介する流通に比べて大きく抑えられており、お手頃な価格でご提供できます。
例えば、東京の場合、豊洲鮮魚市場で買い付けるのに比べて平均して2割程度お値打ち価格でのご提供が可能です。
まとめ
鮮魚の仕入れ業者を見極めるためのポイントをご紹介しました。以下のポイントを抑えた優良業者を選び、付き合うことで鮮魚の仕入れのハードルは格段に下がります。
- 魚の知識が豊富
- 商品の鮮度が良い
- 商品の質が高い
- 供給が安定している
これらのポイントを抑えた業者と付き合うには、ホームページを確認したり、直接会話したりするのに加え、商品をまず小ロットで実際に注文してみることも大切です。
今回解説した内容を参考に、鮮魚の優良な仕入れ業者探しを行ってみてください。
片山水産では九州の良質な海鮮をどこよりも早く、どこよりも安くお届けします。鮮魚の仕入れ先でお悩みの飲食店様はぜひ一度ご活用ください。小ロットでのお試し注文も大歓迎です。