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飲食店開業の知恵袋

鮮魚の空輸ってあり?朝どれ鮮魚を市場から羽田に直送 | 魚のことなら片山水産

#飲食店開業の知恵袋

鮮度が命の鮮魚をいかに早くお客様のもとへ届けるかは水産業者の永遠の課題。遠方への輸送において圧倒的に早い手段が「飛行機」であることは想像に難くないと思いますが、鮮魚の輸送に飛行機を使うのはありなのでしょうか?

飛行機は他の交通手段に比べて人が移動する際に高くなりがちなので、空輸した鮮魚が高くなってしまったり、詳しい方は飛行機で運ぶことによる気温差、気圧差の影響が心配になるかもしれません。

結論としては鮮魚の空輸には多くのメリットがあり、一方で心配される方が多い点についても実際はデメリットになる可能性は低いです。

この記事では鮮魚を扱って40年、片山水産の代表が鮮魚の空輸について、メリットやお客様が抱かれがちな疑問について徹底解説していきます。

鮮魚の空輸のメリットが理解できるので、鮮魚を産地直送で空輸したい飲食手様や個人のお客様はぜひご覧ください。

空輸は航空便を使った最速の輸送方法

空輸とはその名の通り空路、つまり飛行機を使った輸送方法です。

  • 陸路(トラック)
  • 陸路(列車)
  • 海路(船)

物を輸送するための手段は数多くありますが、その中でも空輸は最も短時間で物資を運ぶことができます。陸でつながっていない場所にも運ぶことができるため、離島や海外への発送も可能ですね。

速達など急ぎの貨物を送るだけでなく、鮮魚など鮮度が重要な生鮮食品を輸送する手段としても優れています。

航空貨物のみを運ぶ「貨物専用機」を使うパターンと一般の旅客機の貨物スペースを使って輸送するパターンがあります。

鮮魚を空輸するメリットは?圧倒的な速度で価格もリーズナブルに

  • 福岡→東京は最短当日!圧倒的スピードで鮮度バツグンの魚を輸送
  • シンプルな商流で価格もリーズナブルに

鮮魚を空輸することにより輸送までの時間を圧倒的に短縮することができます。その点は想像しやすいと思いますが、実は加えて価格もリーズナブルにできる可能性が高いです。それぞれ詳しく解説します。

福岡→東京は最短当日!圧倒的スピードで鮮度バツグンの魚を輸送

空輸便を使うことで陸上輸送と比べて圧倒的なスピードでの輸送が可能です。例えば、福岡から東京まで車で輸送するとなると、まっすぐ向かったとしても12時間近くかかります。しかし、飛行機であれば福岡空港から羽田空港までかかる時間は飛行時間で2時間弱。

空輸便の方が積み下ろしに多少時間がかかるとしてもその差が圧倒的であることは明らかですね。実際、当社で取り扱っている魚は最短で水揚げ当日中に東京に届けることができます。

獲れたての鮮魚は鮮度が勝負。空輸便の輸送スピードには圧倒的な価値があります。

シンプルな商流で価格もリーズナブルに

空輸便を使うと輸送コストがかかるのではないか、と思われるかもしれませんが実際にはむしろ空輸便を使った方がコストも安い可能性が高いです。

というのも、例えば中央卸売市場経由で購入した魚は獲れてから複数の業者を経由した上で店頭に並びます。その間に何重にも輸送コストと中間マージンがかかるため、陸路で輸送された魚が空輸された魚と比較して安い保証はどこにもないのです。

空輸する場合、もちろん商流にもよりますが基本的にはあまり多くの業者が入らない形で販売されるケースが多いため、価格がむしろ安いといったことも十分に考えられます。

鮮魚を空輸するデメリットはある?よくある質問に回答

逆に鮮魚を空輸で送ることによるデメリットはあるのでしょうか?心配される方も多いと思います。

空輸についてよくある質問に回答します。

  • Q1.空輸便を使うと魚の価格が高くなりませんか?
  • Q2.温度や気圧の変化により魚の品質に変化はありませんか?

Q1.空輸便を使うと魚の価格が高くなりませんか?

空輸便を使うことで割高になることは基本的にありません。

人が移動する時、陸路の車や電車などを使うよりも飛行機を使った方が割高になることは多いと思います。また、速達など「お急ぎ」の荷物は割増料金がかかるイメージもありますよね。

しかし、貨物輸送の場合は移動する距離によっては空輸便を使うのは物流業界では当たり前。そのインフラも整備されています。そのため、空輸便を使ったからといってそのコストが販売価格に大幅に上乗せされることはありません。

むしろ、市場を経由する方が何重にも移動の送料がかかり、中間業者も入るため割高になりがちです。空輸便を使った方が安いといったことも珍しくありません。

Q2.温度や気圧の変化により魚の品質に変化はありませんか?

科学的に確実なことは言えませんが、試食した感触としては品質の変化には問題ないというのが当社およびお取引先様共通の見解です。

飛行機は上空を飛ぶため、温度や気圧に大きな変化があります。魚に詳しい方は、それによって魚の品質に影響が出ないかご心配なこともあるかと思います。

温度変化については、梱包時にしっかりと温度を一定に保つようにしていれば全く問題はありません。

気圧については確実なことは言えませんが、実際に空輸した魚を当社で試食したり、お客様のフィードバックを受けた範囲では「悪影響は見られない」という評価です。

むしろ、輸送に時間がかかることによる鮮度の低下の方がはっきりと味に表れるため、総合的に考えると空輸便は味を保つためにも優れていると言えるでしょう。

片山水産は空輸便も駆使し最高の状態の魚を全国にお届け

片山水産では遠方には空輸便も駆使することで、地元福岡の玄界灘をはじめとする最高の魚を最速でお届けします。

  • 前日の注文で発送から最短当日着!朝どれ鮮魚を航空便でお届け
  • 送る個体は目利きで厳選!本当に良い品だけをお届け
  • 個人様のご注文もOK!小口からの発注にも対応

前日の注文で発送から最短当日着!朝どれ鮮魚を航空便でお届け

片山水産では朝獲れた鮮魚を買い付けてからすぐに梱包し、発送しています。福岡空港から羽田空港への空輸便を経由して都内に最短当日中、遅くとも翌日にはお届けが可能です。前日の23:59分までにご注文いただくと、最短で翌日にその日の早朝に水揚げされた鮮魚を受け取っていただけます。

玄界灘から福岡空港までが離れていない地の利を活かした、福岡ならではのスピード配送です。

送る個体は目利きで厳選!本当に良い品だけをお届け

鮮魚を最速で送るのは、少しでも美味しい海の幸を召し上がっていただきたいためです。素材がそもそも美味しくなければ新鮮な状態で送る意味もありません。片山水産からお届けする商品は魚を取り扱って40年の店主が厳選して目利きした本当に良い個体ばかり。自信を持って選んだ商品を丁寧に梱包し、最高の状態でお届けします。

個人様のご注文もOK!小口からの発注にも対応

当社のお客様の多くは仕入れた食材を調理して提供する飲食店様ですが、個人様からの注文もお受けします。「玄界灘の旬の食材を楽しみたい」「特別な日のために新鮮な鮮魚を購入したい」といった食通の個人のお客様のニーズにもお応え。少量でのご注文でも空輸便での最速のお届けを実現します。

もちろん飲食店様からも小口発注は承りますのでお試しでのご購入だけでなく「特選素材」といった形でもぜひお気軽にご活用ください。

まとめ

鮮魚を空輸するメリットやありがちな疑問点について回答しました。

  • 鮮魚を空輸することで輸送時間を圧倒的に短縮できる
  • 鮮魚は新鮮さが命なので空輸便の恩恵が大きい
  • 商流がシンプルになるため、多少の輸送コストを鑑みても価格は安くなる可能性が高い
  • 上空を飛ぶことによる温度・気圧の変化による品質の低下は確認できない

空輸は鮮魚の新鮮さを維持したまま遠方に輸送するのに最適な手段。コスト面でも商流がシンプルになることから最終価格もむしろ市場を経由するよりも安く調達できる可能性が高いです。鮮魚を産地直送で空輸便で送る漁師や水産業者も増えてきているため、興味のある方はぜひ調べてみてください。

片山水産では福岡の地の利を活かし、玄界灘でその日の朝獲れた魚を最短当日中に東京都内に発送します。少量からの注文、個人様からの注文もお受けできますので、ぜひ福岡の新鮮な海の幸をお楽しみください。

お問合せ・相談 – 九州・玄界灘の魚の仕入れなら片山水産〜飲食店卸専門〜 (katayamasuisan.co.jp)

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