クエ(九州ではハタとも言います)は一般に知られる魚の中で最高級品ともいわれる食材。その味わいも絶品ですが、天然のクエは幻ともいわれるくらいに漁獲量が少なく、価格も安くはありません。
そんな天然クエの仕入れ・購入は絶対に失敗したくないもの。実物を見ずWebサイトから通販で購入するのは不安に感じられるかもしれません。
しかし、クエの産地直送の購入は正しい業者を選べば最高の商品が届きます。
この記事ではクエを産地直送で購入するにあたっての業者選びのポイントを、九州で魚を仕入れて40年、片山水産の代表が解説します。
クエを看板メニューとして店頭で出したい飲食店様、ご家庭で高級魚のクエを楽しみつくしたい方はぜひご覧ください。
片山水産では九州で獲れた天然のクエを産地直送でお届けします。獲れた時限定でのご案内となりますので、ご希望の方はぜひお問い合わせください。
Contents
クエは天然物こそが至高!値段の価値あり
近年、クエは愛媛や九州などを中心に養殖物も多く出回っています。養殖のクエは一定レベルの品質を保ちつつ、価格も安定しているのが魅力です。しかし、感動するようなクエを味わっていただくには天然物がおすすめです。
近年、養殖の技術は進歩しており、魚種によっては天然物よりも美味しいのではないか、というレベルのものも出ています。
また、養殖の環境を徹底管理することで「寄生虫がいなく、内臓まで食べられる鯖」「毒がなく、内臓まで食べられるフグ」など、天然物では実現しない付加価値をもった養殖物が出ていることすらあるのです。
しかし、ことクエに関しては養殖は近年ようやく形になり始めたばかり。少なくとも現段階では天然物の方が品質が良いと言えるでしょう。
養殖物のクエは育ってせいぜい4~5キロですが、天然のクエは30キロを超えるようなサイズまで成長するものもあります。
お値打ち価格でクエを味わえる養殖物も価値がありますが、やはり至高のクエを味わっていただくには天然物をおすすめします。
天然のクエはなぜ高い?価格が高騰する3つの理由
天然のクエの単価は、時に1キロ1万円を超えることも。魚としては最高水準の単価です。これだけの価格になってしまうのにはそれ相応の理由があります。
数が少ない
クエはそもそもの数が少ない希少種です。そのため、天然のクエは滅多に獲れることはなく、市場になかなか出回ることがありません。
希少性が高いため、必然的に価格も高くなります。
成長が遅い
魚の中には寿命が1年程度のもの(年魚)もいますが、クエは40年近くまで生きると言われる長寿の魚です。その分、成長スピードが遅く、60cm程度にまで成長するのに5年の歳月を要します。
大きくなるとともに成長の速度も遅くなり、1mを超えるような大物のクエは20年以上生きていると考えられます。
個体が少ない上に、成長も遅いため、希少性はさらに高まるのです。
需要が高い
天然物の最高級のクエは美食家の間でも奪い合いになる最高峰の味わいの食材です。美味しいクエのためならば値段に糸目はつけない、という方も少なくありません。
希少性が高いのに、それを欲しがる需要も決して小さくはないため、必然的に需要と供給のバランスから価格が高騰しやすい事情もあります。
産地直送のクエの購入で失敗しないコツ
店で高級食材として提供する上でも、ご自宅で楽しむ上でも絶対に失敗したくないクエの購入。産地直送のクエは実物を見ずに購入することになるため、不安な方も多いのではないでしょうか?
産地直送で失敗しないためのコツを解説します。
1.良質な産地か
天然のクエは対馬、長崎や高知、和歌山、三重など主に西日本で水揚げされます。黒潮・対馬海流といった暖流が流れる水域であることを含めて生息しやすい条件がそろったエリアです。
中でも、良質な海産物が数多く水揚げされる九州のクエは全国的に高い評価を得ています。
2.良い個体か
クエ自体は非常に美味しい魚種ですが、中でも味には個体差があります。この世の物とは思えないくらいの絶品の個体もあれば、「美味しいけれど『幻』とまでいうほどではない」といったものも。
獲れること自体が珍しいためある程度の当たりはずれは仕方ないかもしれませんが、良質な個体であることを見抜けるのが理想です。
3.鮮度が良いか
鮮魚は鮮度が命です。良質な産地で獲れたクエでも何日も経ってから配送されてくると味も落ちてしまいますし、時間が経ちすぎると在庫リスクも出てきます。原価が高いだけに、ロスを出してしまった時の損失は計り知れません。
美味しい状態を保つためにも、廃棄のリスクをなくす意味でも、クエの鮮度には他の食材以上に慎重な姿勢が求められます。
4.適切な下処理がされているか
鮮度も大切ですが、クエのような魚を丸ごと仕入れる場合、適切な処理がされているかが非常に重要です。具体的には血抜きや神経締めといった、魚の品質を高め、賞味期限を延ばす処理が挙げられます。
クエは5キロ以上の大型の個体であることも珍しくないため、購入して数日で使い切れないことも珍しくありません。
良い状態で長期間保管するためには適切な下処理がされていることが非常に重要なのです。
片山水産は九州産の最高のクエを最高の状態でお届け
片山水産ではクエの名産地、長崎の五島や対馬を中心に水揚げされた天然のクエを最高の状態でお届けします。
1.評価の高い九州産のクエ
片山水産は福岡を拠点に、九州中の漁師とつながりがあり、良質な海産物を仕入れています。名産地長崎をはじめとする各地で水揚げされた良質な天然クエを漁師との長年のコネクションから優先して仕入れ、お客様にお届けします。
2.魚を扱って40年の抜群の目利き
クエの味には個体差があります。本当に美味しいクエをお届けするには漁師や販売業者での目利きが欠かせません。片山水産での商品の目利きはこの道40年の代表自らが行っています。
片山水産では滅多に水揚げされないクエであっても代表の片山が納得した個体でなければ購入しません。
お客様のものに届くのは厳選に厳選を重ねた個体だけなのです。
3.最短水揚げ当日で配送!圧倒的な鮮度
片山水産は当日朝水揚げされたばかりの鮮魚を仕入れ、丁寧な梱包の上ですぐに発送しています。空輸便を使うことで遠隔地の東京にも最短で水揚げ当日にお届けすることが可能です。
地方で獲れたといっても、配送までの時間を気にすることなく、新鮮な状態で受け取っていただけます。
4.信頼できる漁師によるバツグンの下処理
片山水産は複数の漁師と直接の取引をしていますが、取引を継続するのは信頼できる腕の良い漁師のみ。単に魚を獲るだけでなく、丁寧に下処理まで行う漁師とだけお付き合いを続けています。
クエのような希少な魚が獲れた時はすぐに適切な処理を施した上での販売となるため、良好な状態を保ったままお客様のもとにお届けが可能です。
まとめ
天然クエの産地直送について解説しました。
天然のクエは数が少なく成長が遅いため滅多に取れない希少種。美食家の間の需要も高いため、その価格は時に非常に高価となります。
しかしその味わいは絶品という他なく、一度は味わっていただきたい逸品。
ぜひ、今回解説した内容も踏まえて最高品質のクエをお求め頂き、その真髄を味わってみてください。
片山水産では最高品質の天然クエを最高の状態でお届けします。
原則として入荷次第のご案内となりますため、ご興味のある方はぜひお問い合わせください。