現在、インターネットでは様々な買い物ができます。例えば「ネットスーパー」では自宅にいながら日用品や食料品を注文でき、あとは届くのを待つだけです。極論、一歩も外に出ずに日常生活を送ることすらできています。
飲食店においてもこのようなサイトからの仕入れを活用できるのか、迷われている方も多いのではないでしょうか?
結論としては飲食店の仕入れにもサイトは使えます。ただし、上手く活用すれば非常に大きなメリットが得られる一方で、注意点もいくつかあります。
本記事では、鮮魚を扱って40年、現在は業務用を中心に通販サイトを運営する片山水産の代表が、飲食店様のサイト仕入れについてメリット・デメリットや注意点、業者選びのポイントをお伝えします。
サイトの仕入れに課題をお持ちの方はぜひご覧ください。
サイトを仕入れに活用するメリット
サイトを活用した仕入れには様々なメリットがあります。気づきやすいものから、意外と見落としがちなポイントもあるため、見ていきましょう。
足を運ぶ必要がない
サイトの仕入れはネットで注文した商品が店舗(もしくはご自宅など)に届くのを待つだけなので、仕入れのために足を運ぶ必要がありません。
自分の足で仕入れる場合、移動までに時間や交通費などの時間的・金銭的コストが発生してしまいますが、サイト仕入れの場合は注文したらあとは届くのを待っていればよいため、非常に効率的と言えるでしょう。
複数の業者からの購入が容易
サイト仕入れの場合、複数の業者が運営しているサイトを簡単に行き来することができるため、比較検討や同時購入が非常に容易です。
オフラインの店舗仕入れの場合、移動のコストを考えると「あっちに行ったりこっちに行ったり」が難しいケースも多々あります。しかし、ネット仕入れの場合はブラウザを切り替えるなど一瞬の操作で購入することができるため、効率的に最適な選択肢を選び取ることが可能です。
決済のタイミングをある程度調整できる
サイト仕入れの場合、多くはクレジットカードでの決済に対応しています。クレジットカードで支払った場合、引き落としまでに一定の時間があきます。
届いた食材を料理として提供し、代金を現金で受け取れば先にお金を用意できるため、資金繰りにおいて一定の柔軟性を持つことができるのもメリットと言えるでしょう。
どうしても資金繰りが難しい場合、支払い方法として分割払いを選択することで、引き落としの金額を調整することも可能です(使いすぎると利息などが高額になるので多用はおすすめできませんが)。
サイトを仕入れに活用するデメリット、注意点
一方で、サイトの仕入れにはデメリットや注意点もあります。特に重要なポイントを見ていきましょう。
その場では手に入らない
注文が完了してから商品が実際に届くまでは一定の時間がかかります。中には「当日対応」などのサービスもありますが、基本的には受け取りは翌日以降と考えておいた方がよいでしょう。
当日や翌日の営業に使う食材を急いで購入しなければならないシーンにおいてはサイトの仕入れでは間に合わない可能性があるため、足を運んでの仕入れよりも事前に、計画的に実行することが重要です。
品物を直接見ることができない
サイトから注文した商品は実際に届くまで目で見ることができません。パッケージ化されている商品であれば、事前確認できないリスクは低いですが、商品によっては届いてみて「思っていたのと違った」「写真と全然違う」といったことがあるかもしれません。
とりわけ、肉や魚などの生鮮食品の場合、鮮度の問題から返品・交換も難しいため、慎重な判断が必要です。
箱代・送料がかかることがある
サイト仕入れは足を運んで仕入れるコストがかからない一方で、商品代の他に箱代や送料などの費用がかかる場合があります。仕組み上どうしても発生するコストではありますが、場合によっては実費以上に箱代や送料が上乗せされていて、販売業者の利益になっているようなケースも。商品が安く感じても、決済してみると意外と高かった、ということにならないよう注意が必要です。
箱代や送料は発生するのか、発生するとして不当に高額に設定されていないかは事前によく確認しましょう。
仕入れに使うサイトを選ぶポイント
サイトでの仕入れは活用できると非常に便利ですが、業者選びを間違えると不当に割高な請求をされたり、商品の品質が悪かったりといったリスクがあります。
そこで、サイト選びに失敗しないためのポイントについてみていきましょう。
料金に関する表記をよく見る
サイトで購入した商品に対する「総額」の支払いが仕入れコストとなるため、商品代金だけでなく、箱代や送料なども含めたトータルのコストのシステムをよく確認しましょう。
表記されていない、表記がわかりにくい、不当に高額な設定がされている、などの場合、業者そのものが優良でない可能性が高いです。
サイト全体の情報もよく見る
料金に加えて、サイト全体の情報を見ることも重要です。
- 見やすいつくりになっているか
- 訪問者にとって有益な情報が提供されているか
- 連絡先・問い合わせ先は明記されているか
- 特商法などの表記は正確にされているか
サイトというのはネットでの通販の業者にとってはバーチャル上の店そのもの。基本的には店づくりに力を入れているサイトから仕入れる方が良いでしょう。
一度問い合わせてみる
気になる仕入れ先候補があったら、実際に一度メールや電話などで問い合わせてみることも有効です。
対応そのものや扱っている商品への知識、質問に対して的確に包み隠さずに答えてくれるかといった点も、業者の良し悪しの重要な判断ポイントといえるでしょう。
試しに小口で注文してみる
優良である見込みが高い業者を見つけることができたら、実際に少額、小ロットで商品を仕入れてみることをおすすめします。
届くまでの時間、注文後の対応、届いた商品の状態や写真との違いの有無など、実際に注文してみなければわからない点も多いです。
実際に商品を仕入れてみて、「間違いない!」と判断できた後に、本確定な仕入れ先に加えることで、業者選びで失敗する確立を下げられます。
鮮魚のネット仕入れは片山水産にお任せください!
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片山水産からお客様にお届けするのは、この道40年の大ベテラン、代表の片山自身が目利きして仕入れた鮮魚のみ。サイト仕入れで不安を抱く方が多い「悪い商品が届いた」という心配は一切ありません。
味の良い個体の目利きも含めてお任せください!
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片山水産は地元、長浜鮮魚市場や漁師から直接仕入れた商品をお客様に配送しています。お客様の消費地の中央卸売市場を経由するルートと比べ、間に入っている業者の数が全く異なるため、安価な価格でのご提供が可能です。
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まとめ
飲食店がサイトで仕入れを行うメリット・デメリットやポイントについて解説しました。
サイトの仕入れは上手に活用すると非常に利便性が高く、仕入れのコストや手間を抑えることができます。一方で、その場で手に入らない点や、商品が届くまで状態を確認できないデメリットもあり、仕入れ先の業者選びは実店舗以上に慎重に行う必要があります。
今回解説した内容も参考に、お店にあった仕入れ先を探してみてください。
片山水産では、九州の新鮮な鮮魚をどこよりも早く、どこよりも安くお届けします。小口での注文も受け付けておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。